フィヨルドブートキャンプを卒業して1年間働いた感想
こちらは「フィヨルドブートキャンプ Part 2 Advent Calendar 2021 - Adventar」の1つ目の記事です。
2020年12月1日、自分は未経験からエンジニアに転職して働き始めました。この記事の投稿日は2021年12月1日です。そう、僕のエンジニア1年記念日なのです・・・!ちょうどよいタイミングでアドベントカレンダーを書けて嬉しいです。
この記事では「未経験からエンジニアになって1年働いてみた感想」にフォーカスして書いていきます。
結論からいうと、1年たっても毎日ヒーヒー言ってますが、良い会社・良いチームメンバーに恵まれてなんとかやっていけてます。今までについた仕事の中で、もっともやりがいがあるといっても過言ではありません。
Who am I?
- 名前: kanazawa
- 30代、子持ち(2人)
- 大阪在住、東京の会社にフルリモート就職
- 経験職種:医療系営業、ジムトレーナー、サプリメント企画、Webマーケティング
どんな仕事をしているのか
英語塾で学習管理システムの開発に携わっています。Railsをメインに書いていますが、最近はGraphQLやReact、TypeScriptの洗礼を受けています。
Webエンジニアを1年やった感想
毎日ヒーヒー言ってる
毎日脳みそに大量の汗をかいて仕事をしています。1年やって理解できるコードも増えましたが、わからないこともさらに増えました。まだまだ雰囲気で書いてるコードも多いのが現状です。とはいえ、先輩も「毎年わからないことが増える」と言っていたので、こんなものなんだと理解しています。
成長がわかりやすい仕事
大変なぶん、自分の成長がわかりやすい職種だと感じています。以前は理解できなかったコードが読めるようになったり、前回よりも早くテストが書けたりすると「自分、成長してるんだな」と認知できます。大人になってから何かができるようになるのは新鮮で、ここは楽しい部分かと思います。
正直、最初の頃は「こんなこともできないのか…」と落ち込むこともありましたが、ムダにストレスが溜まるだけだとわかりました。最近では「まぁ勉強すればいいか」「行動するしかないよね」と開き直っています。(これも成長?)
多くのキャッチアップが必要
新卒でいえば2年目なのでまだまだペーペーです。僕は飲み込みが遅いほうで、業務中にちゃちゃっとキャッチアップをしてコードに反映させるのはむずかしいです。なので仕事外でも勉強をしています。
Hirakata.rbというRubyコミュニティを友人と運営したり、有志で集まってメタプログラミングRubyやGraphQL本を輪読しています。
昔から学校の勉強は好きだったので、わかることが増えるのは楽しいです。最近ではもう勉強してる感覚はなくて、純粋に好奇心が学びの動機になっています。
子どもが2人(5歳と1歳)いるので、まとまった時間を取るのはむずかしいです。無理はしないようにしていますが、就業前後の時間を勉強によくあてています。素晴らしい妻のおかげだ・・・!
チーム開発は楽しい
チーム開発、楽しいです。チームでわいわいやりながら同じ目標を追うのが好きです。メンバーと「この課題、どうしましょうか」などと考えるのにもやりがいを感じます。
ストレス・違和感のないUIを作りたい
自分が携わっているプロダクトではバックエンド(Rails)、フロントエンド(React/TypeScript等)とどちらも触るのですが、最近はユーザーがストレスを感じにくいUIを作りたいと思うようになってきました。フロントエンドのスキルもまだまだ未熟なのですが、新しい興味が湧いてきた感じです。今後自分のブログ開発を通してスキルを磨いていけたらと思っています。
30代を過ぎてキャリアチェンジした感想
僕は32歳でエンジニアになったので、最初は「この年齢でやっていけるのか…?」と不安でした。ですが気にする必要はないとわかりました。僕の同期も同い年でバリバリ活躍しています。また、会社の先輩も30代でエンジニアになり、RubyKaigiで登壇する偉業を成し遂げています。やはり、自分の行動次第なのだと感じます。
結論:大変だけどやりがいのある仕事
いろんな職種を経験してきましたが、ここまで1年があっという間にすぎた仕事はなかったかもしれません。もちろん、人間なのでモチベーションが低いときもありますが(笑)、「ああ、今日出勤したくないなぁ」と思ったことはまだありません。
むしろ、もっと貢献できるようになりたいです。そう思えるのは幸せですし、良い1年を過ごせたんだと解釈しています。これからも1つ1つ理解できることを増やしていけたらと思います。