Railsエンジニアになって2年経過した

Railsエンジニアになって2年が経過し、3年目に突入した。良い機会なので2年目を振り返ろうと思う。

1年前の記事がこちら。

フィヨルドブートキャンプを卒業して1年間働いた感想

「毎日ヒーヒー言ってる」と書いてある。今も「え、ナニモワカラナイ…」という状況はよくあるが、「まぁ聞いたり勉強したらなんとかなるだろ〜」なメンタルにはなった。基礎としてわかることが増えてきたからだと思う。人って成長するんだな。

Railsのソースコードを読むようになった

RailsでわからないことがあればRailsGuideだけじゃなくソースコードを見るようになった。意外とシンプルなことをしているメソッドもちょくちょくある。たとえばskip_forgery_protectionskip_before_action :verify_authenticity_tokenをラップしているだけだったりする。ソースコードを読む過程で、Docsが意外と丁寧に書かれていることにも気づいた。英語もシンプルで理解しやすい。

なんてカッコつけてるけどまだまだQiitaやZennを参考にすることも多い。ただし情報源や鮮度は注意している。

質問への抵抗が完全になくなった

どんなに初歩的な内容でも質問することに抵抗がなくなった。完全にゼロだ。

正直に言うと、以前はそんなに理解してないのに「なるほど〜」とか言うこともあった。でもそういうときに限って後で「あれ、これなんだっけ…」と迷子になる。謎のプライドが邪魔をしてたんだろうけど、今はもうない。ちなみに他人と過度に比較することもなくなった。自分には自分の強みがあると思えるようになったのが大きい。

なので理解できないことがあればその場で理解できるまで質問するようになった。これはここ1年で大きく変わった点かな。自分の力だけではなく、今のチームに質問しやすい雰囲気があるのも関係している。感謝。

チームリーダー的なポジション

僕が所属するチームはもともと開発メンバーが少なく、先輩が転職したのもあり今は小さいチームのリーダー的ポジションにいる。といっても僕以外のエンジニアは1人しかいないのだけど。PMがいないのでチームで「INSPIRED」の読書会の提案をして読んだりした。

コードに対する自分の意見が生まれてきた

「こんなコードを書きたい」みたいな好みが生まれてきた。

たとえば、テストはなるべくDRY過ぎないように書きたい。多少冗長でもいいから上から下に読んで素直に理解できるようなのがいい。このあたりはチェリー本著者の伊藤淳一さんの影響を受けている。ちなみに個人的にRSpecのshared exampleもあまり好みではない。before_actionでインスタンス変数を生成するのも注意している。

最近はReact多め

僕が現在所属する「株式会社キャタル」は英語塾事業を展開しており、生徒が使う英語学習ツールを開発している。これまではRailsを触ることが多かったが、最近はほぼReactだ。RailsはAPIを生やすくらいの感じ。

TypeScriptは雰囲気で書いてる感が否めないが、YouTubeで「React TypeScript Tutorial」などと検索してキャッチアップを進めながら開発している。3年目はReactをもっと頑張りたい。

成長しているが焦燥感は拭えない

エンジニアとして確実に成長している実感がある。しかし一方で、どこかで「もっとやらなきゃ」「もっと基礎を勉強しないと」みたいな焦燥感はやっぱりある。エンジニアになったばかりのときよりはやわらいだが、まだまだ顕在している。

自分が32歳でエンジニアにキャリアチェンジして歴が浅いのもあるだろう。仕事が終わってもPCに向かうことも多い。別に好きなことなのでいいのだけど、やはりネガティブな理由がモチベーションに混ざっている。まだ6歳、2歳の子どもたちとの時間も減ってしまうからそれも引っかかる。この焦燥感とはまだ当分付き合っていくんだろうなぁ。

そろそろオフラインで人と会いたい

コロナ禍も落ち着いてきたことだし、そろそろ人と会いたくなってきた。

会社がフルリモートワークなのもあって、家族や親戚以外の人間と交流する機会がほぼない。あったとしてもオンラインなので、そろそろ人と実際に会いたい。11月に友人と久々に会ってキャンプをしたら本当に楽しかった。

RubyKaigi2022に行って思ったけど、人と直接交流するとオンラインよりも気づきがはるかに多い。僕は大阪に住んでいるので関西のエンジニア友達が欲しい。Rubyエンジニアはやっぱり東京が多いんだよなぁ。

ということで、3年目も無理せず健康を大事にたんたんとやっていきます。2023年はいろんなことに挑戦します。